Android 搭載で Chromebook が躍進する世界になると本気で思う


もう少しで Chromebook 上で Android のアプリが動くようになるようだ。現在は開発者版で使える状態らしく、すぐに一般ユーザーも使えるようになるのだろう。
Chromebook の専用アプリはとても数が少ないが、Android アプリは相当な数があるので Chromebook のデメリットが1つ消えることになる。
とくに Android が動くようになったら、それはもうゲーム機みたいなものだ。
Mac OSX が iOS の機能を取り込んで良くなっていったように、Chromebook もシナジー効果が出てくるだろう。

今でさえアメリカでは Chromebook が Mac のシェアを上回っているのだけれど、Android が動くようになったら Windows すらも脅かす存在になりうる。
Mac はゲームがとても弱いし、そもそも伝説的なスティーブ・ジョブズが亡くなってからというもの旧来の Apple 信者の目から見てもその衰退は明らかになっている。
最近は Microsoft も Windows 10 に無理矢理アップデートさせる方針がユーザーの不評を買っていて、こんな OS 使いたくないと思っている人は増えているだろう。
Mac と Windows の両方のシェアを着実に奪いながら Chromebook が躍進していく予感がしている。

何よりも Chromebook は圧倒的に安いということが、強烈なメリットになっている。
どんなに機能を並べ立てても、安いという最強のメリットを超えることはできない。
1%の富裕層が99%の富を独占している世界だ。日本国内だと80%以上を60歳以上が独占している。大企業の正社員でもなければ、Chromebook を選ぶような日が来るんじゃないかな。
2万や3万で変えるパソコンが十分に機能するのだから、とてつもなくコスパが高い。アカウントの切り替えが素早くできるため、1台あれば家族全員で使えるのでさらに安い感じがする。

Chromebook は専門的なソフトウェアがないから駄目という声もあるけど、ほとんどの人はブラウザとメールができれば良いので、世の中の80%くらいの人は専門的なソフトウェアを必要としていないのではないだろうか。3DCG や CAD や Illustrator が万人に必要なはずがない。
それに、Chromebook のシェアが順調に増えていったら、対応せざるを得なくなる。げんに Photoshop は Chromebook で動くように Web 版を作っているし、ほとんどのサービスが Web で動くようになってきている。

僕個人の話で言えば、イラストの仕事で使う Adobe Illustrator だけがネックになっている。ベクターではなく普通にピクセルでよければ、Android が動いたときにメディバンペイントをタブレットサイズで使えば良いのだろうから、絵の仕事もできそうだ。Chromebook にペンがついたら Mac から乗り換える時代が来るのかもしれない。ちなみに妻はもうとっくに Macbook Air を売却して Chromebook に乗り換えているが、不満がないどころかこちらの方が良いと感じているそうだ。

僕もできれば Chromebook に移行してしまいたいけど、先にも述べたように仕事で Mac を使っているので実際には移行はできない。
でも、移行する日は着々と近づいていると考えている。なので、今からできるだけクラウドで出来ることはクラウドに移すようにしている。
ノートアプリは Day One から Evernote にして、タスク管理は Things から Pomotodo に変えた。
音楽と映画は Amazon プライムしか使っていないし、写真は Google に預けている。
Chromebook に移行できる日が待ち遠しい。

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