こども食堂というモノがあることを知った

それ関連のお仕事がたまたまあったから知ったんだけど、こども食堂というモノが日本全国に結構あるみたいだ。札幌にもあるらしい。

こども食堂というのは、無料〜数百円でこどもに健康的な食事を提供する場所らしい。
こんなことができたら、とても素晴らしいな。としばらく夢想していたいんだけど、考えてみるとハードルが色々とある気がした。

札幌や東京のこども食堂は 300円くらいするところが多いみたいだ。
でも、それだと意義があるのかな?と思ってしまう。
だって、牛丼もそのくらいで食べれるし、マクドで安いバーガーとドリンク頼めば 300円で食べれると思う。290円の弁当なんかもあるし、コンビニのおにぎりやパンでも別にいいやってなりそう。
子供は健康的な食事だなんて、そんな意識の高いことは考えていないと思うし、300円までいってしまうと、だいぶ意義が薄れてしまう気がする。
かといって無料にしてしまうと、貧困でも何でもない子たちが節約のために集まってきそうだし、破綻しそう。
100円くらいが良いのか?
でも、そんなに安くしてしまっても成り立つものだろうか?

そして、そもそも貧困の子が本当に来てくれるものだろうか?貧困の子はネットもできないだろうし、そもそも家から出ないんじゃないだろうか。
だから、僕が全然知らなかったように、そういう子どもたちに情報を届けるのも結構むずかしいんじゃないだろうか?

それに貧困の子と定義してしまうのも、反感を買う可能性がありそう。人にはプライドがあるんだから。

そういうことも関係しているのか、貧困格差というよりは孤食というところにフォーカスしているこども食堂が多いみたいだ。でも、孤食って言っちゃうと子供だけの問題じゃないよなぁとも思う。大人も高齢者も今の日本ではみんな孤独だろう。

孤食といえば、結局は地域のママ友が誘い合って集まるのだろうと思う。そういうママさんたちはコミュニケーション力があるのであまり孤独じゃないと思う。
そんで、そういうワイワイしたママ友たちが集まっていたら、その雰囲気で本当に困っている子供は入りにくいだろうし難しいんじゃないかなぁ。

何か物事を成し遂げるということは、とかく難しい。少し考えただけでも困難が思い浮かぶが、それでも結構な数のこども食堂が日本全国にあって、人の助けになっていることを思うと本当にすごいことだ。

スポンサーリンク