Mac で Adobe Illustrator 形式も管理できる4つの画像管理ソフト
Published by Hideyuki,
注文に応じた Illustrator のベクター画像データを素早く呼び出すために、画像管理ソフトを使えないか検証した際のメモです。
すべて Adobe Illustrator 形式のファイルを管理できる画像管理ソフトウェアになります。
▼Pixa
- 30ドルのシェアウェア。10日間のトライアル期間に無料で試せる
- SetApp にリストされていたので、SetApp 会員であれば使えるはず
- サイトは英語だが、ソフトウェアは完全に日本語化されている
- ショートカット
Command + Return
でデフォルトアプリで開くことができるので便利。AI 形式であれば Adobe Illustrator で開いてくれる - 元データを移動しても残っている。右クリックで
Finder に表示
して見てみると、ライブラリに保管されていた - 環境設定からライブラリの保存先を変更することもできる
- プロジェクトという単位で分類できる。また、プロジェクトをフォルダ分けして整理することもできる
- ストックしたファイルを Illustrator のキャンバスにドラッグしたら、ベクター形式ではなくピクセル形式になってしまったのが本当に残念……。
- 独自のスクリーンショットのショートカットで Pixa に取り込むことができる
- Safari と Chrome に拡張機能があり、サイト上の画像を一気に取り込むことが可能
▼Pixave というソフトウェアもあって、これも AI 形式に対応しているうえに、動画なども管理できる。
▼Lingo の方がデータの再利用性を考えると良いのかもしれない。
1人で使う分には月額7ドル(もしくは年額 70ドル)。以前は個人向けは無料だったのに、方針が変わってしまったらしい。
オンラインで素材を共有する機能があり、チームで共有して使う場合はもっと高い料金になる。
- アカウント登録が必要
- 素材を登録や使用はドラッグ&ドロップで OK
- Illustrator のベクターデータも管理できるので、イラストの使い回しが容易!
- タグで管理できて、検索ですぐに表示
Illustrator のプラグイン。最新の Illustrator に対応していないようだ。
フリーランスとして独立した時に、こういうソフトを探していた。当時は DBパレットくらいしか無かったのでしばらく使っていたんだけど、ストックしたデータがどこにも見当たらないのが不安で使うのを止めた。Lingo や Pixa なら、データは Finder から開くことが出来るので安心だ。
DBパレットはブラシを使ったオブジェクトを登録するとアウトライン化されてしまって使い物にならなかった、Lingo だとブラシもきちんと登録できる。
▼総括
EC ショップでのイラスト制作に使おうと思ったが、どのソフトウェアも一長一短で心の底からこれだというものが無かったので残念。
AI 形式の画像データに型番を割り振って、Quicksilver で呼び出すのが一番高速で使えそうなので、画像管理ソフトを使うのは止めることにします。
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